9951(2013年11月)「311以後使っていた マフラー 未洗濯」
9951(2013年11月)「311以後使っていた マフラー 未洗濯」
46254秒測定。検体重量、236g。
セシウム合計、(検出下限値以下にピーク有り)。
検出下限値、 Cs-134、2.63Bq/kg。 Cs-137、2.91Bq/kg。
<コメント>「3.11後2年半使ったマフラー(未洗濯)」ですが、検出下限値以下に「ピーク検出」があり、2年前に測定した時には、「下限値以下の誤検出」と思っていました。その後、「掃除機ゴミ」などをゲルマ測定に出して、色々と測定してきました。その経験を元に分析した結果、このマフラーには微量のセシウムが含まれている可能性が高いと思います。
ソフトの解析結果を2件載せました。
ソフトの解析結果です(Cs-137が検出下限値以下の時)。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、上が斜め右肩下がりになった赤い四角形の一番上に、斜めの直線(黒)が引いてあります。この直線と赤い四角形の上部の隙間があれば、セシウムは含まれてい無い可能性が高いです。特に赤い縦線下の隙間が大きいと安心です。
これは、19075(2015年7月)「2014年産 こしひかり(玄米) 石川県 岩木山麓しらとり農場」の解析結果です。セシウムが含まれてい無いと思われるお米です。
下が今回のマフラー。この場合は、斜めの黒線の上にギザギザの山が出ています。この場合は、セシウムが検出されている可能性が高いです。上の図と比べると良く分かると思います。
マフラーの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>グラフの下を見て下さい。赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、赤い折れ線が交差する所が「山」になっています。この場合はCs-137が含まれる確率が高いです。