3684 瓦礫焼却によるセシウム検出の再検証「大阪市 + 岸和田市 掃除機ごみ 2012年12月~2013年2月末 参考値」
3684 瓦礫焼却によるセシウム検出の再検証「大阪市 + 岸和田市 掃除機ごみ 2012年12月~2013年2月末 参考値」
50000秒測定。検体重量、66g。
セシウム合計、26.5±8.40Bq/kg (Cs-137だけ検出・参考値)。
検出下限値、Cs-134、9.60Bq/kg。 Cs-137、10.4Bq/kg。
<解説>2年6ヶ月前に測定した、掃除機ゴミパック。
Cs-137だけの検出ですが、瓦礫焼却の影響では、Cs-134も間違いなく含まれていますので、約40Bq/kg(参考値)程度になります。
当時は、大阪の「瓦礫焼却」の影響が掃除機のゴミから証明できるのでは無いかと思い、検体を募集しました。
このゴミからは、Cs-137が「26.5±8.40Bq/kg」検出されましたが、当時「ふじみーる」は、開設して8ヶ月余りで測定している私自身の分析力が無く、この結果を「参考値」として、誤検出の可能性もある物と考えていました。
その後、「掃除機のゴミパック・無料測定キャンペーン」などで、230検体ほどのゴミパックを測定してきました。
その内3個のゴミパックは、ゲルマ測定(アイメジャー信州放射のラボ様に多大のご協力を頂きました。)にも出しました。
その結果から、この検体は瓦礫焼却による「セシウム」を含んでいた可能性が高いと言えるでしょう。
やはり瓦礫焼却は、放射能をまき散らす事が証明されたのでは無いでしょうか。大阪では、瓦礫焼却に依る健康被害が出ていると言われています。家庭内の「掃除機のゴミパック」から、これだけ出ればそれも頷けます。
今までの測定データを整理していて、今回の事に気づきました。
*掃除機ゴミなどの場合、検体重量が軽かったりすると、Cs-134が含まれていても、ふじみーるの測定機では、下限値以下の数値も表示されません。
こちらは、瓦礫焼却後の掃除機ゴミパックの測定結果です。↓
以下、ご参考までに鳥取県のゴミパックの、ふじみーるとゲルマの結果もご覧下さい。
鳥取県の掃除機ゴミパック 関東から引っ越しされた方です。
引越の家財に、放射能の埃が着いていたようです。
ふじみーるの測定結果は、「検出下限値以下」ですが、Cs-137の存在を示す、「ピーク検出=P」の文字が表示されています。
ふじみーる 9.39±7.72Bq/kg(検出下限値以下)
ゲルマ測定、 22.2±5.2Bq/kg。検出
ゲルマの測定値とは、約2倍の開きがありますが、検出下限値以下でも、「ピーク検出=P」が点けば、セシウムが検出されている可能性が高いと言えます。
瓦礫焼却後の掃除機ゴミパックの場合は、
セシウム合計、26.5±8.40Bq/kg(Cs-137だけ検出・参考値)。です。
鳥取県のゲルマの結果から、瓦礫焼却後の掃除機ゴミパックからは、間違いなくセシウムが検出されていた可能性が高いと言えるでしょう。
同じ検体のゲルマの結果です。
セシウム合計 22.2±5.2Bq/kg。検出