26974(2017年6月)「88 RO水 自作RO浄水器(フィルター6本 イオン交換樹脂フィルター付き)」
検体情報
検体ID :26974(2017年6月) 88
商品名 :RO水 自作RO浄水器(フィルター6本 イオン交換樹脂フィルター付き)
購入 :
製造 :個人自作
賞味期限
測定時間 65000秒
検体重量 1000g
セシウム合計 検出下限値以下
検出下限値
Cs-134 0.53 Bq/kg
Cs-137 0.58Bq/kg
温度変化 29.1℃~29.1℃
BG取得時温度 29.0±0.1℃
<コメント>検出下限値以下です。前回測定した同じ浄水器、2年弱使用後のRO水です。前回の結果は、こちらです。19939(2015年9月)「RO水 イオン交換樹脂フィルター付き(フィルター合計6本使用)浄水器」
2年弱使ったからでしょか、前回検出されなかった天然核種のPb-214(半減期26.8分)が検出されています。
K-40の放射能濃度欄が空白です。通常は、精製水以外は空白になりません。イオン交換樹脂フィルターのおかげです。
*今回は、測定時の温度変化が殆ど無く、バックグラウン時と同じでした。
「ふじみーる」で測定出来るのは、ガンマー線だけです。アルファー線やベータ線は測定出来ません。安全性は、他の情報も御参考になさって、総合的にご判断して下さい。
*参考資料 こちらの「測定結果の見方」もご覧下さい。
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、上が斜め右肩下がりになった赤い四角形の一番上に、斜線(黒)が引いてあります。この斜線と赤い四角形の上部の隙間があれば、セシウムは含まれてい無い可能性が高いです。特に赤い縦線下の隙間が大きいと安心です。
今回の場合は、何時ものパターンと違って、赤い斜線下の隙間が無いですが、RO浄水器を通した水なので、Cs-137が検出下限値以上含まれている可能性は低いです。
Cs-137の検出される領域です。真ん中の縦の緑線と右下がりの横線の交点に膨らみが無ければ検出下限値以上のCs-137が含まれている可能性は低いです。今回は、膨らみは見られませんので安心できそうです。
K-40が検出される領域です。下の赤線と黒線の山の頂点がずれていなければ、温度変化の少ない信頼の高い測定になります。また少し位ずれていても、Cs-137の数値に大きな影響はありません。
今回は、問題ありません。黒い線に赤い線(測定時)が殆ど重なっています。測定結果を見るとK40の数値欄は空白でした。
左側に、フィルター6本が見えます。一番上が、DI(イオン交換樹脂)フィルター。右の丸いのが、10Lタンク。真ん中の下の黒いのが、加圧ポンプ。約7~8万円位でした。
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画像6 測定容器に詰めた所です。