23231(2016年3月)「再測定4 長崎県で獲れた天然ブリ 生切身(皮付き) 減容 740→654g マルヤス吹田店(大阪)購入」
23231(2016年3月)「再測定4 長崎県で獲れた天然ブリ 生切身(皮付き) 減容 740→654g マルヤス吹田店(大阪)購入」
65000秒測定。検体重量、654g。
セシウム合計、検出下限値以下。
検出下限値、 Cs-134、0.83 Bq/kg。 Cs-137、0.93 Bq/kg。
<コメント>検出下限値以下です。以下にソフトの解析結果を載せました。
*参考資料1 こちらの「測定結果の見方」もご覧下さい。
「ふじみーる」で測定出来るのは、ガンマー線だけです。アルファー線やベータ線は測定出来ません。安全性は、他の情報も御参考になさって、総合的にご判断して下さい。
お魚の測定は殆どしていないのですが、久しぶり?でした。魚をペースト状にして測定する場合は、腐敗に気をつけないといけません。そのまま測定すると、魚が発酵してしまい検出器の周りが魚の汁だらけになります。そのまま測定出来るのは、精々3時間が限度です。長時間測定する場合は、加熱して水分を減らします。
今回は、嵩が少ないので最小限の加熱にしました。
同じ検体を3回測定しました。3回目の測定結果です。
*1・2回目の測定結果も参考の為、下記に載せました。
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、上が斜め右肩下がりになった赤い四角形の一番上に、斜線(黒)が引いてあります。この斜線と赤い四角形の上部の隙間があれば、セシウムは含まれてい無い可能性が高いです。特に赤い縦線下の隙間が大きいと安心です。
今回の場合は、Cs-137が検出下限値以上含まれている可能性は低いです。
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>グラフの下を見て下さい。赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、赤い折れ線が交差する所が「谷」になっています。赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と交差する線が「平行」か「谷」ならば、Cs-137は含まれていない可能性が高いです。
<参考資料2>同じ検体を一番初めに測定した時の結果です。Bi-214が検出されています。もしかしたら・・・と言う事で合計3回測定しました。
<参考資料3>同じ検体の2回目の測定結果。検出下限値以下ですがCs-137に数値が出ています。念のため3回目の測定(今回の結果)をしました。
ご依頼者様がペースト状(ぶり)にして送って下さいました。
長時間測定(18時間)の為、加熱します。
少しだけ水分を飛ばします。
24度近くまで冷やします。測定時の温度管理が大事です。
マリネリに詰めました。これで測定出来ます。