22579(2016年1月)「コープ国産豚肉小間切れ 960g + 岡山県産コープおかやま豚小間切れ 164g 1124→688g」
22579(2016年1月)「コープ国産豚肉小間切れ 960g + 岡山県産コープおかやま豚小間切れ 164g 1124→688g」
65000秒測定。検体重量、688g。
セシウム合計、検出下限値以下。
検出下限値、 Cs-134、0.48 Bq/kg。 Cs-137、0.54 Bq/kg。
(濃縮前換算)
<コメント>検出下限値以下でした。
以下にソフトの解析結果を載せました。
*参考資料 こちらの「測定結果の見方」もご覧下さい。
「ふじみーる」で測定出来るのは、ガンマー線だけです。アルファー線やベータ線は測定出来ません。安全性は、他の情報も御参考になさって、総合的にご判断して下さい。
肉などを長時間測定する時には、発酵を防ぐため加熱処理をします。
今回は二種類の豚肉
コープ国産豚肉細切れ 960g
岡山県産コープおかやま豚小間切れ 164g
合計1124gを→688gまで加熱濃縮しました。
検体処理ですが、脂身が多いので敢えてフードプロセッサーで細かくしないで(上手に出来ないかも知れません。)金切りばさみで細かく切りマリネリ容器に入れました。
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、上が斜め右肩下がりになった赤い四角形の一番上に、斜線(黒)が引いてあります。この斜線と赤い四角形の上部の隙間があれば、セシウムは含まれてい無い可能性が高いです。特に赤い縦線下の隙間が大きいと安心です。
今回の場合は、Cs-137が検出下限値以上含まれている可能性は低いです。
セシウムが出る領域のスペクトルを拡大して見ました。測定時はこの状態で見ています。縦の緑線が3本あります。662がCs-137。604と799がCs-134です。ただし、Cs-134は799のラインを見ます。注意してみるのは、662のCs-137、緑の縦線と黒の横波線です。この部分に「山」が出来れば「検出」かも?と判断できます。Cs-137が1Bq/kg以上あれば「検出」を判断しやすくなります。
<グラフの見方>
赤の横波線はバックグラウンド(測定器に何も入れない状態)
黒の横波線は測定時の状態。
赤と黒の横波線が平行の時には、セシウムが含まれている可能性は低いです。
黒の横波線が緑の縦線を中心に山になる時にはセシウムが含まれている可能性が高くなります。
今回の場合、Cs-137は検出下限値以下の可能性が高いです。
K-40(カリウム)が検出される部分を拡大して見ました。
赤の山線の外側に黒の山線が綺麗に重なっています。
また、ピークの位置(山の一番高い部分)も殆ど同じ縦線のラインにあります。山のラインもギザギザしていなくて、滑らかです。こう言う場合は、温度変化が少ない事を表しています。
コープ国産豚肉細切れ 960g + 岡山県産コープおかやま豚小間切れ 164g 合計1124gを688gまで濃縮しました。
164g
480g
480g
豚肉をホットプレートに乗せた所です。1124g
10時間位?加熱しました。
金切りばさみで切り、マリネリに入れました。