21706-1(2015年12月)「岩手県奥州市前沢地区 セロリ(自家消費用) 濃縮(1016→585g)」
21706-1(2015年12月)「岩手県奥州市前沢地区 セロリ(自家消費用) 濃縮(1016→585g)」
65000秒測定。検体重量、585g。
セシウム合計、検出下限値以下。
検出下限値、 Cs-134、0.54 Bq/kg。 Cs-137、0.60 Bq/kg。
(濃縮前換算)
<コメント>検出下限値以下です。下限値以下も低そうです。以下にソフトの解析結果を載せました。同地域の玄米からは、Cs-137が1.7Bq/kgほど検出されました。
*Cs-137の「放射能濃度欄」に「0.70」の数値が出ていますが、ソフトで解析するとCs-137が含まれている可能性は低そうです。
*参考資料 こちらの「測定結果の見方」もご覧下さい。
「ふじみーる」で測定出来るのは、ガンマー線だけです。アルファー線やベータ線は測定出来ません。安全性は、他の情報も御参考になさって、総合的にご判断して下さい。
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、上が斜め右肩下がりになった赤い四角形の一番上に、斜めの直線(黒)が引いてあります。この直線と赤い四角形の上部の隙間があれば、セシウムは含まれてい無い可能性が高いです。特に赤い縦線下の隙間が大きいと安心です。
今回の場合は、Cs-137が検出下限値以上含まれている可能性は低いです。
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>グラフの下を見て下さい。赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、赤い折れ線が交差する所が「平」になっています。(Cs-137が含まれていると「山」になります。)
今回の場合は、Cs-137が含まれていない可能性が高いので、Cs-137の縦線と、交差する赤い折れ線が「平」になっています。また、Cs-137の両側の縦線Cs-134も「平」になっていますので、Cs-134が含まれている可能性も低いです。
セロリです。
フードプロセッサーで細かくします(粗い刃)。
フードプロセッサーで細かくします(ジュース用刃)。
この様にするには、「裏技」があるんです。蓋を開けたまま、スプーンで刃の間際まで押し込むんです。これが結構危なくて、偶にスプーンが刃に当たりすごい音がして、中身が飛び散ったりします。この時も丁度同じ事が起こってしまいました。測定も危険と隣り合わせだったりします。舐めてかかると大けがをします。
ボールに移しました。
ホットプレートで加熱、10時間。
マリネリに詰めました。1Lに少し足らず。