21470-1(2015年11月)「再測定 埼玉県深谷市 サツマイモ(奇形) 濃縮 4316→1295→868g」
21470-1(2015年11月)「再測定 埼玉県深谷市 サツマイモ(奇形) 濃縮 4316→1295→868g」
65000秒測定。検体重量、868g。
セシウム合計、検出下限値以下。
検出下限値、Cs-134、0.19Bq/kg。Cs-137、0.20Bq/kg。
(濃縮前に換算)
<コメント>検出下限値以下です。下限値以下も低そうです。以下にソフトの解析結果を載せました。奇形のサツマイモでした。奇形の原因が放射線で無ければ良いのですが、ふじみーるの測定結果だけからは判断できません。原発事故前にも同じようなサツマイモの奇形はあったようです。今回、このサツマイモの奇形の原因は分かりません。
*参考資料 こちらの「測定結果の見方」もご覧下さい。
「ふじみーる」で測定出来るのは、ガンマー線だけです。アルファー線やベータ線は測定出来ません。安全性は、他の情報も御参考になさって、総合的にご判断して下さい。
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、上が斜め右肩下がりになった赤い四角形の一番上に、斜めの直線(黒)が引いてあります。この直線と赤い四角形の上部の隙間があれば、セシウムは含まれてい無い可能性が高いです。特に赤い縦線下の隙間が大きいと安心です。
今回の場合は、Cs-137が検出下限値以上含まれている可能性は低いです。
サツマイモの詳細写真はこちら
http://fujimi-ru.info/20151120_sweet-potato/
サツマイモの溝に沿って切ってみました。きっとこんな感じのバラバラなサツマイモが融合したのかな?
細かく切ります。
フードプロセッサーに二度掛けます。
二回目、ジュース用の刃を使いペースト状にします。水分が無いのでペースト状にはなりませんが・・・
ホットプレートに掛けた所です。確か20時間位掛けたような?
カリカリになります。
カリカリになったサツマイモを、金切りばさみで切り、フードプロセッサーに掛けます。こちらも二回掛けます。更にミルに掛けて細かくします。
やっとマリネリに入れて、これで測定出来ます。「濃縮測定」は、結構大変です。