20842-1(2015年10月)「再測定 千葉県千葉市中央区 柿(皮ごと測定) 個人宅庭 濃縮 1356→755g」
20842-1(2015年10月)「再測定 千葉県千葉市中央区 柿(皮ごと測定) 個人宅庭 濃縮 1356→755g」
29801秒測定。検体重量、755g。
セシウム合計、検出下限値以下。
検出下限値、 Cs-134、0.55 Cs-137、0.56 (Bq/kg)
(濃縮前に換算)
<コメント>柿を皮ごとフードプロセッサーに掛け、ペースト状にして加熱濃縮しました。果物などを長時間測定する時には、発酵を防ぐため加熱します。更に検出下限値を下げるために長時間測定します。
今回の測定結果は、セシウムに関しては、検出下限値以下です。以下に、ソフトの解析結果を載せました。
*参考資料 こちらの「測定結果の見方」もご覧下さい。
「ふじみーる」で測定出来るのは、ガンマー線だけです。
安全性は、他の情報も御参考になさって、総合的にご判断して下さい。
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、上が斜め右肩下がりになった赤い四角形の一番上に、斜めの直線(黒)が引いてあります。この直線と赤い四角形の上部の隙間があれば、セシウムは含まれてい無い可能性が高いです。特に赤い縦線下の隙間が大きいと安心です。
逆にセシウムが含まれている場合は、下のようになります。
参考:18975(2015年7月)<測定器の性能確認>「福島県田村郡小野町 玄米 2011年産米 岡山で再測定」
以下に、濃縮作業の様子をお伝えします。15個の柿の「へた」を上手に包丁で取りました。
適当に切って、フードプロセッサーへ。
「粗い刃」を使うと1回でペースト状になりました。1回でダメな時は、「ジュース用の刃」に切り替えて2回作業します。
「真空乾燥機」など無いので、フライパンで加熱。
ちょっと加熱しすぎて、1Lより少なめです。これで安心して長時間測定出来ます。