18605-1(2014年12月)「(ゲルマと比較・補正値算定資料)北海道当麻町 庭の土(湿)」
18605-1(2014年12月)「(ゲルマと比較・補正値算定資料)北海道当麻町 庭の土(湿)」
60691秒測定。検体重量、1033g。
セシウム合計、10.2±2.0Bq/kg。(推定値・ゲルマ測定前)
ゲルマ測定 8.5±0.7Bq/kg (Cs-137だけ検出)
検出下限値、Cs-134、0.52Bq/kg。Cs-137、0.57Bq/kg。
<コメント>北海道当麻町(庭の土・湿)を測定しました。今までのゲルマでのクロスチェックの結果から、推定値を出しました。この推定値は、クロスチェック前に出した数値です。今回は、誤差の範囲内でした。
<補足情報>この土は福島県内から避難してきた方が、
比較のため測定した、比布町の庭土は、0.8±0.2Bq/kgでした。
<測定判定のためのデータ>
土壌などを測定する時に、ゲルマのデータを使い「補正値」を求めるためのデータです。これを使って、砂・土壌測定の「推定値」を出します。
「東京都練馬区の砂をゲルマで測定した結果を参考にして推定」
結果は、
ふじみーる ゲルマ
Cs-137=15.2×0.67=10.2±2.0 8/5±0.7
Cs-134=検出下限値以下 不検出
Cs-合計 10.2±2.0 8.5±0.7
結果は、ゲルマの120%の数値でした。概ね誤差の範囲内でした。
以下は、その計算結果です。
以下、ゲルマの結果を元にした「土の補正値」を計算します。
ふじみーる ゲルマ
Cs-137=15.2×0.56=8.5±1.7 8.5±0.7
Cs-134=検出下限値以下 不検出
Cs-合計 8.5±1.7 8.5±0.7
ゲルマ測定の結果から、以上の「補正値」を求めました。
*Cs-134は、補正値より求めたCs-137の数値に、半減期によるCs-137に対するCs-134の比率を掛けて求めます。(今回はスペクトルから、検出下限値以下と判断しました。)
ふじみーるの測定器で、土壌を測定する時にCs-137が15.2Bq/kgの時に適用する新しい「補正値」です。これでゲルマの数値に近い結果を推定できます。検出数値の増減に合わせて、「補正値」も増減させます。(かなり適当ですが・・・一応表も作っています。)
以上、素人が考えた「補正値」でした。
ゲルマの結果です。(アイメジャー信州放射能ラボ様にお願いしました。)