17701-1(2014年9月)「(実験)リンゴジュース 500g+500g 水道水 Cs137 0.85Bq/kg(計算値)」
17701-1(2014年9月)「(実験) リンゴジュース 500g+500g 水道水 Cs137 0.85Bq/kg(計算値)」
65000秒測定。検体重量、1000g。
セシウム合計、1.73±0.55Bq/kg。(2倍希釈時)
検出下限値、 Cs-134、0.52Bq/kg。 Cs-137、0.58Bq/kg。
<コメント>ゲルマでCs-137が1.7Bq/kg検出された「CO-OPりんごジュース」を、水道水で2倍に薄め測定してみました。目的は、測定機の性能試験です。他の核種が混ざらないCs-137に注目すれば、測定機の性能が依り正確に分かります。Cs-134は、測定時に他の核種も一緒にカウントするため、どうしても本来の数値よりも高くなる場合が多いです。
ゲルマで測定した「りんごジュース」 Cs-137=1.7Bq/kg
半分に薄めた時(測定値) Cs-137=0.80Bq/kg
計算上の数値 1.7÷2=0.85Bq/kg
この実験の場合は、Cs-137が 0.80:0.85で、誤差の範囲内でかなり近い数値となりました。ふじみーるの測定機もある程度信頼できることが分かりました。(実験の一例です。偶然に数値が近かった事も考えられます。)
ゲルマの結果です。「アイメジャー 信州放射能ラボ」さんにお願いしました。この結果は、2倍に薄めていない状態で測定したものです。