17201-1(2017年7月)「103 にんべん つゆの素 2018.5.22 濃縮 2349→1341g NF1 ㈱にんべん 静岡工場」
検体情報
検体ID :17201-1(2017年7月) 103
商品名 :にんべん つゆの素(3倍濃厚) 1000ml(ペットボトル)
購入 :
製造 :㈱にんべん 静岡工場(NF1)
賞味期限 207.11.01
測定時間 65000秒
検体重量 2349→1341g(濃縮)
セシウム合計 検出下限値以下
検出下限値 (濃縮前換算)
Cs-134 0.23 Bq/kg
Cs-137 0.26Bq/kg
温度変化 30.8℃~31.6℃
BG取得時温度 29.0±0.1℃
加熱時間 90℃で9時間
<コメント>検出下限値以下です。
ホットプレートを使い、2L→1Lに濃縮しました。濃縮する事により、検出下限値(濃縮前換算)が下がりました。
「ふじみーる」で測定出来るのは、ガンマー線だけです。アルファー線やベータ線は測定出来ません。安全性は、他の情報も御参考になさって、総合的にご判断して下さい。
*参考資料 こちらの「測定結果の見方」もご覧下さい。
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、上が斜め右肩下がりになった赤い四角形の一番上に、斜線(黒)が引いてあります。この斜線と赤い四角形の上部の隙間があれば、セシウムは含まれてい無い可能性が高いです。特に赤い縦線下の隙間が大きいと安心です。
今回の場合は、Cs-137が検出下限値以上含まれている可能性は低いです。
Cs-137の検出される領域です。真ん中の縦の緑線と右下がりの横線の交点に膨らみが無ければ検出下限値以上のCs-137が含まれている可能性は低いです。今回は、膨らみは見られませんので安心できそうです。
K-40が検出される領域です。下の赤線と黒線の山の頂点がずれていなければ、温度変化の少ない信頼の高い測定になります。また少し位ずれていても、Cs-137の数値に大きな影響はありません。
今回は、問題ありません。黒線が少し右にずれているのは、測定器のバックグラウンド時の温度(29.0℃)と、測定時の温度(30.8℃~31.6℃)が違うからです。
つゆの素
㈱にんべん 静岡工場(NF1)
ホットプレートで濃縮しました。真ん中に白く見えるのは、蛍光灯です。
ホットプレートの底部に結晶状のものが出来ています。角砂糖の様な感じ?です。この部分も測定容器に入れました。
濃縮すると重くなるんです(当然ですが)。これで測定します。