26865-1(2017年5月)「78 徳島県三好郡みよし町 土(湿)東」
26865-1(2017年5月)「78 徳島県三好郡みよし町 土(湿) 東」
38712秒測定。検体重量、1116g。
セシウム合計(参考値=Cs-137)、
1.89±0.39 Bq/kg。
検出下限値、 Cs-134、0.55 Bq/kg。 Cs-137、0.61 Bq/kg
<コメント>Cs-137だけ検出?です。数値は、和歌山県の土をゲルマで測定した時の結果から推定しています。
Cs-137付近のスペクトル変化は無いのですが、同所から採取した他の3検体では、Cs-137検出がみられたので、こちらの検体も検出下限値以上のセシウムが含まれている可能性があると判断しました。
Cs-137は、「大気圏核実験」の影響で全国どこを測っても、数ベクレル程度は検出されます。徳島県は、福島県から遠く離れていることから、土壌が汚染される程では無いと考えられます。
福島原発事故では、Cs-137とCs-134の両核種が放出(同じ比率で)されました。
測定日におけるCs-137とCs-134の比率
Cs-137=1
Cs-134=0.1434
仮に、Cs-137が1.89Bq/kgあった時には
Cs-134は、1.89×0.1434=0.20Bq/kg
測定器の検出下限値(Cs-134)が、0.47Bq/kgなので、例えCs-134が含まれていたとしても測定器の性能上、検出できません。