19905-1(2014年8月)「岡山県吉備中央町 畑土壌 深さ 0~25㎝」
19905-1(2014年8月)「岡山県吉備中央町 畑土壌 深さ 0~25㎝」
36742秒測定。検体重量、1318g。
セシウム合計、1.5±0.3Bq/kg。(補正値)
検出下限値、Cs-134、0.48Bq/kg。Cs-137、0.53Bq/kg。
低線量(100Bq/kg以下)の土壌測定は、ふじみーるの測定器では正確な数値は出せません。天然核種のビスマスをセシウムと間違えてカウントするために、実際よりも高く表示されます。
それを補正するため、ゲルマ測定のデータを参考にして独自の「補正値」を用いて、ゲルマ測定時に近い数値を求めています。
計算式
Cs-137=Cs-137(8.81)×0.17(Cs-137の数値(8.81)に対応した定数)=1.5
Cs-134=Cs-137(計算によって求めた数値=1.5)×(測定日におけるCs-137に対するCs-134の比率=0.25)=0.37(仮に含まれていた場合の数値)
<コメント>和歌山県の土をゲルマで測定した時の数値から推定しました。Cs-137が1.5Bq/kg程度ですので、大気圏核実験の名残だと思います。Cs-134は、含まれていないと考えられます。確率は少ないですが、最大でもCs-137が2倍程度含まれている場合も考えられます。
*上記の数値は推定値です。数倍(但しCs-137の測定値は超えない)多い場合もあり得ます。