18758-2(2015年2月)「岩手県奥州市前沢区_ひとめぼれ_玄米_2014年産」
18758-2(2015年2月)「岩手県奥州市前沢区_ひとめぼれ_玄米_2014年産」
48027秒測定。検体重量、990g。
セシウム合計、検出下限値以下(要ゲルマ測定)。
検出下限値、 Cs-134、0.57 Bq/kg。 Cs-137、0.64 Bq/kg。
<コメント>岩手県奥州市前沢区、の農家自家用米です。測定結果は、Cs-137の「放射能濃度欄」が空白なので、通常は「検出下限値以下も低そう」と思うのですが、セシウムの検出される部分に「微妙な膨らみ」がある事に気づきました。再測定しても「微妙な膨らみ」は消えません。ソフトで解析すると「怪しそう」と言う結論になりました。
「放射能濃度欄」が空白で「微妙な膨らみ」がある「怪しい検体」と言う事でゲルマ測定に出す事にしました。
ゲルマ測定の結果、Cs-137が0.6±0.2Bq/kgの検出となりました。
この測定で、「放射能濃度欄」が空白であっても、セシウムが含まれている可能性がある事に改めて気づかされました。
以下に、測定結果とゲルマの結果・ソフトの解析結果を載せます。
「お米無料測定キャンペーン」対象検体。
「ふじみーる」で測定出来るのは、ガンマー線だけです。
安全性は、他の情報も御参考になさって、総合的にご判断して下さい。
測定結果です。
下に拡大してみました。「微妙な膨らみ」が分かりますでしょうか?
ソフトの解析結果です。測定者が測定結果を見る時に良く参考にします。
<見方>赤の縦線(Cs-137のピークの位置)と、上が斜め右肩下がりになった赤い四角形の一番上に、斜めの直線(黒)が引いてあります。この直線と赤い四角形の上部の隙間があれば、セシウムは含まれてい無い可能性が高いです。特に赤い縦線下の隙間が大きいと安心です。
この検体は、普通の判断では、「検出下限値以下」とする所です。しかし上のグラフのような「微妙な膨らみ」がある事からゲルマ測定に出しました。
ゲルマの結果です。「アイメジャー 信州放射能ラボ」さんにお願いしました。精密な測定、ありがとうございました。
セシウム137だけ検出 セシウム137=0.6±0.2Bq/kg 検出されました。