18602-1(2014年12月)「(ゲルマと比較・補正値算定資料)北海道比布町 庭の土(水分多し・泥状)」
18602-1(2014年12月)「(ゲルマと比較・補正値算定資料)北海道比布町 庭の土(水分多し・泥状)」
18198秒測定。検体重量、1375g。
セシウム合計、 1.3±0.3 Bq/kg(推定値・ゲルマ測定前)
ゲルマ測定 0.8±0.2Bq/kg (Cs-137だけ検出)
検出下限値、 Cs-134、0.59 Bq/kg。 Cs-137、0.66 Bq/kg。
<コメント>北海道当麻町(庭の土・湿)を測定しました。今までのゲルマでのクロスチェックの結果から、推定値を出しました。この推定値は、クロスチェック前に出した数値です。今回は、ギリギリ誤差の範囲内でした。
<測定判定のためのデータ>
土壌などを測定する時に、ゲルマのデータを使い「補正値」を求めるためのデータです。これを使って、砂・土壌測定の「推定値」を出します。
「和歌山県の土をゲルマで測定した結果を参考にして推定」
結果は、
ふじみーる ゲルマ
Cs-137=7.72×0.17=1.3±0.3 0.8±0.2
Cs-134=検出下限値以下 不検出
Cs-合計 1.3±0.3 0.8±0.2
結果は、ゲルマの162%の数値でした。ギリギリ誤差の範囲内でした。
以下は、その計算結果です。
ゲルマの結果からは、検出下限値以下のCs-134も見えます。
以下、ゲルマの結果を元にした「土の補正値」を計算します。
ふじみーる ゲルマ
Cs-137=7.72×0.103=0.8±0.2 0.8±0.2
Cs-134=検出下限値以下 不検出
Cs-合計 0.8±0.2 0.8±0.2
ゲルマ測定の結果から、以上の「補正値」を求めました。
*Cs-134は、補正値より求めたCs-137の数値に、半減期によるCs-137に対するCs-134の比率を掛けて求めます。(今回はスペクトルから、検出下限値以下と判断しました。)
ふじみーるの測定器で、土壌を測定する時にCs-137が7.7Bq/kgの時に適用する新しい「補正値」です。これでゲルマの数値に近い結果を推定できます。検出数値の増減に合わせて、「補正値」も増減させます。(かなり適当ですが・・・一応表も作っています。)
以上、素人が考えた「補正値」でした。
ゲルマの結果です。(アイメジャー信州放射能ラボ様にお願いしました。)