17683-2(2014年9月)「(実験2)リンゴジュース 333+666 水道水 0.57Bq/kg」
17683-2(2014年9月)「(実験2)リンゴジュース 333+666 水道水 0.57Bq/kg」
65000秒測定。検体重量、999g。
セシウム合計、0.92±0.37Bq/kg。(検出下限値以下の参考値・3倍希釈時)
検出下限値、Cs-134、0.52Bq/kg。Cs-137、0.58Bq/kg。
<コメント>ゲルマでCs-137が1.7Bq/kg検出された「CO-OPりんごジュース」を、水道水で3倍に薄め測定してみました。目的は、測定機の性能試験です。他の核種が混ざらないCs-137に注目すれば、測定機の性能が依り正確に分かります。Cs-134は、測定時に他の核種も一緒にカウントするため、どうしても本来の数値よりも高くなる場合が多いです。
ゲルマで測定した「りんごジュース」 Cs-137=1.7Bq/kg
3分の1に薄めた時(測定値) Cs-137=0.53Bq/kg
計算上の数値 1.7÷3=0.57Bq/kg
この実験の場合は、Cs-137が 0.53:0.57で、誤差の範囲内でかなり近い数値となりました。ふじみーるの測定機もある程度信頼できることが分かりました。
(新たな発見)液体を測定した場合、検出下限値より低くても「検出」と判断して良い場合がある。しかも、その数値は信頼できる場合もありそうです。
*(実験の一例です。偶然に数値が近かった事も考えられます。)
ゲルマの結果です。「アイメジャー 信州放射能ラボ」さんにお願いしました。この結果は、3倍に薄めていない状態で測定したものです。