土壌などを測定容器に詰める方法をご紹介します。
現在ふじみーるでは、汚染されていると予想される「土壌や掃除機ゴミパック」などの測定は家族の被爆を避けるため中止しています。
但し、ご自分で測定容器に検体を詰めて頂く場合は、測定します。
難点は、2往復分の送料が発生することです。
送付した箱には、下記のものが入っています。
1,マリネリ容器(測定容器)2個、
2,掃除機ゴミパック切断用金切りバサミ1個、
3,マリネリ容器の上に蓋をするビニール袋2枚、検体を詰め終わったマリネリ容器を入れるためのビニール袋2枚(同じ大きさです。)
4,蓋にするビニール袋を止める輪ゴム2個
5,緩衝材(箱の上下)
返送時は、品名を「ガラス容器」にして下さい。その方が大事に扱ってもらえます。「壊れもの」シール、「この面を上」シールを貼ってもらって下さい。
注意事項:ビニール手袋、マスク、眼鏡等を着用して下さい。土壌などが乾いている場合は、埃飛散防止のため霧吹きなどで湿らせて入れて下さい。
1,マリネリ容器を、薄いビニール袋から取り出します。この袋は捨てて下さい。
ビニールの上部を開いて下さい。上から見た所です。
送付したものは、「1」のテープが上部に付いています。下部には付いていません。
横から見た所です。
ビニール手袋をして、土などを袋の縁などに落とさないように入れて下さい。(写真では、玄米を入れています。)
測定容器の上から1センチ位下まで入れて下さい。
入れ終わったら、「1」のテープを貼っている袋を上に引き抜きます。袋の内側は、土などで汚染されていますので気をつけて下さい。
「1」の袋は捨てて下さい。
これから先は、素手で作業できます。「1」の袋で覆われていた所は汚染されていません。この場合は、「2」の緑テープの下辺りまでは素手で触れます。これより下は汚染されている可能性もあります(土壌などを入れた時に埃が着く)。送ったものと画像が少し違いますが、「2」と「2」の間の線辺りをハサミで1週切り離します。
見づらいですが、切り離した所です。
「2」の上部を捨てます。
「2」の下部の袋を取り除きます。
これで測定容器は、内側に厚いビニール袋、外側に薄いビニール袋だけになりました。この状態だと、内側のビニール袋の下部が汚染されているだけです。素手で安全に作業できます。埃の飛散防止のため、検体が乾いているようでしたら、霧吹きなどで軽く湿らせて下さい。
左側が上部の袋、右側が下部の袋です。下部の袋を取った後の測定容器は、綺麗な新聞紙などの上に置いて下さい。
袋の手前「3」を奥に折ります。
袋の奥「4」を手前に折り返します。
測定容器の内周から袋の端が出ないように折り返します。
左右の「耳」を容器の内側に織り込みます。
横から見るとこんな感じです。
真ん中で「耳」を平に重ねて、セロテープなどで止めます。
マリネリ容器の上から1センチほど空間が空いています。輸送時に検体が暴れるのを防ぐため、ペーパータオルなどの「詰め物」をします。
イメージとしては、詰め物をして上から厚いビニール袋で止めます。
この太めの輪ゴムで測定容器の上部を止めます。
輪ゴムで止めた所です、輪ゴムで止めた後は、ビニール袋の周囲を軽く引っ張って下さい。
輪ゴムをはめた所(側面)です。
この状態で厚いビニール袋に入れて、返却準備完了です。
返却時には、破損防止のため付属の緩衝材を入れて下さい。
掃除機ゴミパックの詰め方は、下記の記事を参考にして下さい。
21796(2015年12月)「岡山県岡山市北区津島 掃除機ゴミパック」
送付した「金切りばさみ」が必要でしたらお使い下さい。
未使用時の「掃除機ゴミパック」の重量を教えて下さい。
分からなくても構いません。