239-1(2014年9月)「(ゲルマとの比較・補正値算定資料)東京都練馬区 石神井台 近くの幼稚園 近辺砂場(湿)」
239-1(2014年9月)「(ゲルマとの比較・補正値算定資料)東京都練馬区 石神井台 近くの幼稚園 近辺砂場(湿)」
5542秒測定。検体重量、1477g。
セシウム合計、5.9±1.9Bq/kg(ふじみーる推定値)。
ゲルマ測定 12.9±0.9Bq/kg
検出下限値、Cs-134、1.05Bq/kg。Cs-137、1.11Bq/kg。
<測定判定のためのデータ>
土壌などを測定する時に、ゲルマのデータを使い「補正値」を求めるためのデータです。これを使って、砂・土壌測定の「推定値」を出します。
「埼玉県川越市の土をゲルマで測定した結果を参考にして推定」
結果は、
ふじみーる ゲルマ
Cs-137=13.7×0.321=4.4 9.2±0.5
Cs-134=4.4×0.33 =1.5 3.7±0.5
Cs-合計 5.9±1.9 12.9±0.9
結果は、ゲルマの45.7%の数値でした。
以下は、その計算結果です。
以下、ゲルマの結果を元にした「補正値」を計算します。
ふじみーる ゲルマ
Cs-137=13.7×0.671=9.2 9.2±0.5
Cs-134=9.2×0.33 =3.0 3.7±0.5
Cs-合計 12.2±1.9 12.9±0.9
ゲルマとの差は、誤差の範囲内です。
ゲルマ測定の結果から、以上の「補正値」を求めました。
*Cs-134は、補正値より求めたCs-137の数値に、半減期によるCs-137に対するCs-134の比率を掛けて求めました。
ふじみーるの測定器で、砂や土壌を測定する時にCs-137が13.7Bq/kgの時に適用する新しい「補正値」です。これでゲルマの数値に近い結果を推定できます。検出数値の増減に合わせて、「補正値」も増減させます。(かなり適当ですが・・・一応表も作っています。)
以上、素人が考えた「補正値」でした。
「補正値」を使って、ゲルマの検出数値に直しました。
ゲルマの結果です。(アイメジャー信州放射能ラボ様にお願いしました。)