20524-1「福島県産 梨(豊水) 皮だけ測定 岡山県岡山市北区 LAMU 大安寺店購入 」
20524-1「福島県産 梨(豊水) 皮だけ測定 岡山県岡山市北区 LAMU 大安寺店購入 」
30700秒測定。検体重量、404g。
セシウム合計(Cs-137だけ検出)、2.81±1.31Bq/kg(参考値)。
検出下限値、Cs-134、1.74Bq/kg。Cs-137、1.94Bq/kg。
セシウム合計、1.48±0.27Bq/kg検出された、「福島県産・梨の皮」だけ測定。
皮を剥いた果物の果実部分からセシウムが検出されると、皮からも検出されます。(ふじみーるでは、過去に福島県産の桃の皮からも検出)
セシウムがどの程度検出されるか、試験測定してみました。
梨(皮を剥いた状態) Cs-137=0.73Bq/kg
梨(皮だけ・今回の測定) Cs-137=2.81Bq/kg(参考値)
双方に検出されたCs-137で比べると、皮の方が約4倍(大まかな数値です。)セシウムが高いことが分かります。
「4倍」と言う数値は、検体の測定時の密度が違うことから正確な数値では有りません。あくまでも、「大まかな目安」です。
結論から言いますと、「梨の皮は、皮を剥いた可食部よりもセシウム数値が高そう」だと言えると思います。
今回の測定で確認できたこと。
汚染数値が分かっている検体の皮だけ測定する事により、測定機の性能が確認できました。
1.ピーク検出欄に「P」が点かなくても、統計誤差が50%を割れば検出の可能性がある。
2.(1.)の時、目視でスペクトルの検出が不明でも、「検出」されている可能性もある。
3.ソフトで解析すると、Cs-137のピークが分かるが、Cs-134のピークは確認できない(検出数値が低い場合は顕著)。
今回の結果です。
これを測定しました。
ご参考までに、こちらが可食部の測定値になります。
こちらのデータは、UP済みです。
http://fujimi-ru.info/20450-1_hukusimaken_nasi/