11861(2014年1月)「東京都杉並区 2011年3月から玄関先に置いてあるベビーカーのビニール部分」
11861(2014年1月)「東京都杉並区 2011年3月から玄関先に置いてあるベビーカーのビニール部分」
5893秒測定。検体重量、71g。
セシウム合計、413±69.9Bq/kg。(ビニールごと測定)
検出下限値、 Cs-134、20.5Bq/kg。 Cs-137、22.4Bq/kg。
<コメント>玄関先に置いてあった、「ベビーカーのビニール部分」を測りました。マリネリに入る位の大きさに切り、均等に入れました。「検体重量」71gは、埃だけの重さでは無く、埃の付着したビニールの重さです。埃だけの重さを仮に20分の1の3.5gとすると、セシウム合計は、最低でも20倍の8000Bq/kg位になります。この数値は、数倍大きい事もあり得ます。
この測定結果から、いかに高汚染された放射能が流れてきていたか分かります。玄関先でこの数値ですから、外はもっと汚染されていたのでしょう。
なぜ「埃の重さを20分の1の 3.5g」と仮定できるか?
3月に「写真パネルの裏の埃」を測定した時に、3gの埃を採取しました。この量だと、ビニールや他の生地に付着できない程の量である事を確認しています。参考→http://fujimi-ru.info/18866_dust-of-the-house/写真だけを見て下さい。お分かり頂けると思います。どんなに重くても3.5gは越えないと思います。
この一部を切り取り測定しました。埃はそれ程着いていないように見えます。